【発症2年】50代・脳梗塞・左片麻痺・歩行【1ヶ月での変化】
ご利用者情報
- 年代
- 50代
- 性別
- 男性
- 疾患名
- 脳梗塞
- 発症からの期間
- 2年
- 症状
- 左片麻痺
- ご利用期間・回数
- 週1回
- リハビリ目標
- 杖なしで歩きたい
リハビリの記録
- ご利用までの経緯
- 退院後、装具をつけて歩行しており装具なしでは左脚の不安感が強く一人では歩行困難であり外来リハビリを受けていたが保険が切れてしまい地域のリハビリ施設へ。ADL(日常生活動作)が中心であり機能面の回復に不安になり当店へ。
- リハビリ体験時の状況
- 左大腿部(太もも)に張り感、疼痛あり。装具なしでは不安感あり付き添い必要。左脚の支持性も不安定であるためより恐怖感が強くなっており、杖への依存が高い状態であった。脚を振り出す際も外旋(足が開いた状態)になっており、クリアランス(足と床の距離)も低下していた。左上肢の緊張(力み具合)も高い状態であった。
- リハビリ内容
- 麻痺の影響で使えていない筋肉の賦活や筋肉の位置を修正し実動作での筋コントロール、荷重exを実施。回復の状態に合わし立位での運動や骨盤のコントロール、正しいフォームでの歩行を行った。
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リハビリの結果
左下肢の不安定感や遊脚でのクリアランス(床と足の距離)低下がみられていました。大腿四頭筋(太ももの前)やハムストリングス(太ももの後ろ)も上手く使えておらず立位が骨性の支持になっていた為、まずは臥位や座位で膝周囲筋、荷重exを中心に行いました。徐々にコントロールも良くなり股関節も上手く使えてきた結果、現在では左下肢の不安定感は軽減し、遊脚でのクリアランスも向上しました。
担当スタッフからのコメント
最初は左足が軸足として不安定であり、振り出しの際も脚を上げきれず擦っていましたが、膝の協調性exや筋を賦活し日常でも取り入れていただくことでここまで変化できたものだと感じます。さらに仕事をしているため週1回利用とリハビリが少ない中、自主練を高頻度で行っており運動学習も早かったのが大きいと思います。