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【堺市】脳梗塞とは? 症状の特徴と早期発見の重要性

【堺市】脳梗塞とは? 症状の特徴と早期発見の重要性

はじめに

こんにちは!

大阪府堺市中区大野芝町にある介護保険を使用しない完全自己負担型の自費リハビリで、脳梗塞・脳出血・脊髄損傷・パーキンソン病・指定難病など幅広い疾患に対応しており、ロボットリハビリや型にとらわれない最先端のリハビリを受ける事が出来る「脳神経リハビリHL堺」というリハビリセンターで勤務する理学療法士です!

脳梗塞(のうこうそく)は、脳の血管が詰まることで血流が途絶え、脳の一部が酸素や栄養を受け取れなくなる状態です。
脳は全身の司令塔のような存在であり、血流が止まった部分がどこかによって現れる症状が異なります。
たとえば、体の片側だけが動かしづらくなったり、言葉が出にくくなったりといった症状が突然現れます。
ここでは、脳梗塞の主な症状とその見分け方についてわかりやすく解説します。

片側の麻痺 ― 体の片側が動かしにくくなる

脳梗塞の代表的な症状の一つが「片側の麻痺」です。
脳の一部分に血液が届かなくなると、その部分が担当している身体の動きがうまく指令できなくなります。
たとえば、右の脳がダメージを受けると左半身、左の脳がダメージを受けると右半身に麻痺が出るというように、反対側の手足や顔の筋肉が動きづらくなることが多いです。
顔の片側が下がったり、箸を持つ手が急に力が入らなくなったりといった変化が見られた場合は、早急な対応が必要です。

言語障害 ― 話す・理解することが難しくなる

脳の中には「言葉を話す」「言葉を理解する」ための領域が存在します。
その部分が脳梗塞によって損傷を受けると、急に言葉が出にくくなったり、相手の話が理解しづらくなることがあります。
これを「失語症(しつごしょう)」と呼びます。
たとえば、言いたいことは頭の中でわかっているのに言葉にならない、または周りの言葉がまるで外国語のように聞こえる、という状態になることがあります。
家族や周囲が「なんだか話し方がおかしい」「言葉が詰まっている」と感じたら、迷わず医療機関に相談しましょう。

視覚の異常 ― 見える範囲や見え方の変化

脳梗塞によって、視覚情報を処理する「後頭葉(こうとうよう)」や「視覚野(しかくや)」という部分が影響を受けることがあります。
その結果、視界の一部が見えにくくなったり、片目だけでなく両目の一方の視野が欠けて見える「同名半盲(どうめいはんもう)」という症状が出ることもあります。
「なんとなく片側が見づらい」「人や物にぶつかりやすくなった」という変化も、実は脳の障害が関係している可能性があります。

バランスの喪失 ― ふらつきや転倒に注意

脳の中には、身体のバランスを保つ働きを持つ「小脳(しょうのう)」という部分があります。
この部分が脳梗塞の影響を受けると、立ったり歩いたりする際にバランスが取りづらくなり、ふらつきや転倒が起こりやすくなります。
「歩くとまっすぐ進めない」「体が一方向に傾く感じがする」といった症状は、単なる疲れではなく、脳梗塞の初期サインであることもあります。
早期に気づくことで、重い後遺症を防げる場合も少なくありません。

激しい頭痛 ― 突然の痛みは危険信号

脳梗塞の中でも、特に「くも膜下出血」を伴う場合は、突然の激しい頭痛が特徴的です。
「今までに感じたことのない痛み」「バットで殴られたような痛み」と表現されることもあり、通常の頭痛とは全く異なります。
このような痛みを感じた場合、自己判断で鎮痛薬を飲むのではなく、すぐに救急車を呼ぶことが命を守る行動につながります。

症状を見分ける「FASTテスト」 ― 命を救う4つのチェックポイント

脳梗塞は、発症から時間が経つほど治療の効果が下がってしまう病気です。
そのため、**「早期発見と早期対応」**がとても大切です。
アメリカ心臓協会(AHA)が提唱する「FASTテスト」は、誰でも簡単に脳梗塞の疑いをチェックできる方法です。

F(Face/顔):笑顔を作ってもらい、片側の口角が下がっていないか確認します。

A(Arms/腕):両腕を前に出して上げてもらい、片方の腕が下がってしまわないかを見ます。

S(Speech/言葉):簡単な言葉を言ってもらい、発音が不自然だったり、言葉が出づらくないか確認します。

T(Time/時間):これらの症状が1つでも見られたら、すぐに救急車を呼びましょう。時間との勝負です。

この「FASTテスト」は、リハビリを頑張っている方やそのご家族にも覚えておいてほしい重要なチェック方法です。
再発の兆候をいち早く見つけることにも役立ちます。

まとめ ― 早期対応が未来を変える

脳梗塞は、突然起こる病気ですが、早く気づき、早く治療を始めることで後遺症を最小限に抑えることができます。
片側の手足の動かしづらさ、言葉が出にくい、視界の変化、歩行のふらつき、突然の頭痛など、どれも「気のせいかも」と見過ごしてはいけません。
もし少しでもおかしいと感じたら、すぐに医療機関へ。

そして、退院後のリハビリを続けることは、再発防止と機能回復の両方に大きな意味があります。
ロボットリハビリや自宅での運動を通じて、日々の生活の中で「できることを少しずつ増やしていく」ことが、元の生活への一歩となります。
自分の体のサインに耳を傾け、焦らず、確実に回復への道を歩んでいきましょう。

お問い合わせ

  • 【堺市中区】脳神経リハビリHL堺に、お気軽にお問い合わせください!
    TEL:072-349-7303
池田

執筆者:池田

理学療法士

理学療法士の池田です。
2018年に理学療法士免許を取得し大学を卒業後、回復期病院のリハビリテーション病棟にて勤務。2021年に急性期病院の脳外科病棟にて勤務。2022年に訪問リハビリにて勤務。2025年より脳神経リハビリHL堺にて勤務となります。
回復期病院では、疾患の知識や治療技術の勉強に励み、外部研修に積極的に参加。
急性期病院では、脳外科病棟にて勤務。脳血管疾患のリハビリに従事し、発症間もなくの患者様の回復状況を予測する為の研究に参加。
訪問リハビリでは、日常生活状況に合わせたリハビリや住宅環境の相談など介入。
リハビリでは、本人様にとって安心して出来る日常生活動作を増やして行くと共に、特に歩ける生活を大事にしたいと考えます。よりよい生活が送れるように全力で援助をさせて頂きます。