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【堺市】パーキンソン病の冬の注意点とは?安全に冬を過ごすための5つの対策

【堺市】パーキンソン病の冬の注意点とは?安全に冬を過ごすための5つの対策

はじめに:冬はパーキンソン病の症状が悪化しやすい?

こんにちは!

大阪府堺市中区大野芝町にある介護保険を使用しない完全自己負担型の自費リハビリで、脳梗塞・脳出血・脊髄損傷・パーキンソン病・指定難病など幅広い疾患に対応しており、ロボットリハビリや型にとらわれない最先端のリハビリを受ける事が出来る「脳神経リハビリHL堺」というリハビリセンターで勤務する理学療法士です!

「寒くなると身体が動きにくい」「震えやこわばりが強くなる気がする」
そんなふうに感じるパーキンソン病の方は少なくありません。特に堺市のように寒暖差がある地域では、冬場に症状が悪化しやすい傾向があります。
この記事では、堺市にお住まいのパーキンソン病患者やそのご家族向けに、冬の時期に注意すべきポイントと安全に過ごすための対策5つをわかりやすく解説します。

結論:パーキンソン病の冬対策で特に重要なのは「寒さ対策」と「転倒予防」!

パーキンソン病は、寒さや乾燥といった冬の環境変化に敏感な病気です。堺市で安全に冬を乗り切るために、特に以下の5つの対策をおすすめします。
冬に気をつけたい5つのポイント

  • 室温・湿度管理で冷えを防ぐ
  • 入浴時のヒートショック対策
  • 転倒・滑り防止の工夫
  • 適度な運動を続ける
  • 感染症予防(インフル・コロナなど)

次の章で、それぞれ詳しく説明します。

① 室温・湿度管理で冷えを防ぐ

冷えはパーキンソン病の敵!
パーキンソン病の方は筋肉のこわばりや動きづらさがあるため、寒さによる筋緊張の悪化に要注意です。

対策のポイント

  • 室温は 20〜22℃ を目安にキープ
  • 加湿器で湿度 40〜60% を保つ
  • 足元ヒーターや厚手の靴下で末端冷えを防ぐ

ワンポイントアドバイス
堺市では冬場の朝晩が特に冷え込みます。
朝起きる前にエアコンのタイマーを活用するとスムーズに動き出せます。

② 入浴時のヒートショックに注意

急激な温度差は命に関わるリスクも
脱衣所と浴室が寒いと血圧の急激な変動=ヒートショックが起こる可能性があります。
パーキンソン病の方は血圧の調整がうまくいかないこともあるため、特に注意が必要です。

対策のポイント

  • 脱衣所に暖房器具を設置(セラミックヒーターなど)
  • お湯の温度は 38〜40℃ 程度に
  • 入浴前に手足にかけ湯をして体を慣らす

③ 転倒・滑り防止の工夫

凍結路面や家の中の段差に注意!
パーキンソン病の方は歩行が不安定になりやすいため、冬の滑りやすい路面は大きなリスクになります。

転倒リスクを減らす工夫

  • 滑り止め付きの靴・スリッパを使う
  • 段差やカーペットの端にすべり止めテープを設置
  • 杖や歩行器を外出時は必ず携行

堺市で利用できるサポート
堺市では福祉用具のレンタルや住宅改修の助成制度も利用可能です。

④ 適度な運動を続ける

寒いと引きこもりがち…でも「動かない」と悪化の一因に
パーキンソン病の進行を遅らせるには日々の運動が不可欠です。寒い冬でも、無理なく続けられる運動を取り入れましょう。

おすすめの運動

  • 室内でできるストレッチや足踏み運動
  • 訪問リハビリを利用したトレーニング
  • 転倒に配慮したオンライン体操なども◎

👉脳神経リハビリHL堺では、パーキンソン病にも対応可能です。

⑤ 感染症予防もしっかりと

インフルエンザやコロナは重症化リスクに
パーキンソン病の方は、免疫機能が低下しやすく、肺機能も弱まりがちです。感染症が重症化するリスクが高いため、冬場の予防対策は特に重要です。

感染症対策

  • ワクチンの定期接種(インフル・肺炎球菌・コロナ)
  • 手洗い・うがい・マスクの徹底
  • 密集を避け、換気を忘れずに

よくある質問(Q&A)

Q. パーキンソン病の冬の悪化は一時的?
A. はい、多くの場合一時的なもので、暖かくなると症状が和らぐケースもあります。ただし油断は禁物。リハビリや対策を続けることが大切です。

Q. リハビリは冬でも受けられるの?
A. もちろん可能です。堺市では訪問・通所・自費リハビリなど、自宅でも受けられるリハビリが充実しています。
  当店は通所型の自費リハビリ施設で完全マンツーマン型になります。

冬を安全に過ごすためのチェックリスト

□室温・湿度の管理ができている
□入浴前後の温度差対策
□転倒しにくい家づくり
□冬でもできる運動習慣
□感染症の予防接種済み

まとめ:堺市でパーキンソン病の方が冬を乗り切るために

冬はパーキンソン病の症状が悪化しやすい季節ですが、適切な対策を講じれば安全に快適に過ごせます。

  • 「冷え」「転倒」「運動不足」に注意
  • 堺市の福祉サービスやリハビリを活用
  • 感染症予防もしっかりと

お問い合わせ

🎯お問い合わせはこちら
脳神経リハビリHL堺

安原

執筆者:安原

施設長/理学療法士

施設長の安原です。
2019年に理学療法士免許を取得し大学卒業後、回復期病院と訪問リハビリで整形疾患や脳血管疾患を中心に経験し現在に至ります。
回復期病院では疾患の知識、治療技術の勉強(SJF、PNF、筋膜etc)に励み、チームリーダーや副主任を経験。
訪問リハビリでは在宅での日常生活動作を中心に介入しする。
一人ひとりの回復に対して集中して介入したいと思い、2023年9月から脳神経リハビリHL堺に勤務。
希望や悩みに対して寄り添い、目標とするゴールに向けて一緒に歩んでいければと思っています。