【堺市】脳卒中ゼロを目指す!介護予防で守る健康な未来

はじめに
こんにちは!
大阪府堺市中区大野芝町にある介護保険を使用しない完全自己負担型の自費リハビリで、脳梗塞・脳出血・脊髄損傷・パーキンソン病・指定難病など幅広い疾患に対応しており、ロボットリハビリや型にとらわれない最先端のリハビリを受ける事が出来る「脳神経リハビリHL堺」というリハビリセンターで勤務する理学療法士です!
脳卒中(脳梗塞・脳出血・くも膜下出血)は、日本人の死亡原因の上位に位置する重大な病気です。https://noureha-sakai.com/wp-admin/edit.php?post_type=post_case
特に高齢化が進む堺市では、生活習慣病や運動不足が原因で脳卒中を発症するリスクが高くなりやすい傾向があります。
しかし、正しい知識と日常生活での工夫によって、その多くは予防することが可能です。
今回は、脳卒中予防の基礎知識と介護予防の実践ポイントを詳しく解説します。
目次
- 脳卒中とは?堺市で増えるリスクと背景
- 脳卒中の主なリスク要因
- フレイル(虚弱)の予防
- 栄養バランスの整った食事
- 定期的な健康チェック
- 早期リハビリで身体機能を維持
脳卒中とは?堺市で増えるリスクと背景
脳卒中とは、脳の血管が詰まったり破れたりすることで脳細胞がダメージを受け、運動・感覚・言語・認知などに障害をもたらす病気です。
脳梗塞や脳出血は突然発症するため、事前に兆候を察知するのは難しいですが、日常生活の中で予防策を積み重ねることが可能です。
堺市は大阪府の中でも人口が多く、高齢者比率も年々上昇しています。
特に中区は住宅地が多く、外出機会が減りがちな方や運動不足の方も少なくありません。
こうした地域特性が、生活習慣病や脳卒中のリスク上昇に影響していると考えられます。
脳卒中の主なリスク要因
脳卒中は突然起こる病気ですが、その背景には長年の生活習慣や健康状態の蓄積があります。
特に以下の要因は注意が必要です。
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高血圧
血圧が高い状態が続くと、血管の壁に強い負担がかかり、破裂や詰まりの原因になります。
堺市の健診データでも、高血圧傾向の方は年齢が上がるほど増加しています。 -
糖尿病
高血糖が続くと血管がもろくなり、脳への血流が悪化します。
特に甘いものや炭水化物の摂取が多い食生活はリスクを高めます。 -
高コレステロール
血液中の脂質が増えると動脈硬化が進み、血流が妨げられます。
揚げ物や肉の脂身を日常的に多く食べる人は注意が必要です。 -
喫煙
ニコチンや一酸化炭素が血管を収縮させ、血液の粘度を高めます。
堺市でもまだ喫煙率が高い世代があり、予防の大きな課題です。 -
運動不足
運動をしないと血流が滞り、肥満や高血圧が進行します。
中区の住宅街では車移動が中心の生活も多く、日常的な歩行時間が少ない方が目立ちます。 -
介護予防が脳卒中ゼロのカギ
脳卒中を防ぐためには、単に病気を予防するだけでなく、「要介護状態にならないための身体づくり」が重要です。
これが介護予防の考え方です。
堺市の地域資源を活かせば、介護予防は日常の中で自然に取り組むことができます。
フレイル(虚弱)の予防
フレイルとは、加齢に伴って心身の活力が低下し、介護が必要になる前段階の状態を指します。
フレイルを防ぐには、運動・栄養・社会参加の3本柱が重要です。
- 週に2〜3回の筋力トレーニング(スクワットや段差昇降など)
- ウォーキングや自転車での移動を増やす
- 公園や堺市の健康体操教室を活用
- 家族や友人との会話や地域活動への参加
栄養バランスの整った食事
食事は脳卒中予防の基礎です。
特に塩分と脂質の取りすぎは高血圧や動脈硬化を悪化させます。
DASH食(高血圧予防食)は、野菜・果物・低脂肪乳製品・魚・豆類を多く取り、塩分を減らす食事法で、日本の家庭にも取り入れやすい内容です。
- 地元の産直市場で新鮮な野菜や魚を購入
- 減塩調味料や香辛料で味付け
- 揚げ物よりも煮る・蒸す調理法を選択
定期的な健康チェック
脳卒中のリスクは、自覚症状がなくても進行します。
年1回以上は健診を受け、自分の体の状態を把握しましょう。
- 血圧測定(家庭用血圧計の活用も推奨)
- 空腹時血糖・HbA1c測定
- 血中脂質(LDL・HDLコレステロール、中性脂肪)
堺市では特定健診や健康教室があり、地域でのチェック体制が整っています。
早期リハビリで身体機能を維持
脳卒中のリスクが高い方や、軽い発作を経験した方は、早期からの運動療法が予後を大きく左右します。
当センターではロボットリハビリや個別運動プログラムを用いて、歩行・手の動き・バランス機能を効率的に改善します。
- 日常生活での動作練習(立ち座り、段差昇降など)
- 神経の可塑性を引き出す専門的運動
- 家庭でも続けられる自主トレーニング指導
まとめ
脳卒中は「ある日突然」起こる病気ですが、その背景には長年の生活習慣があります。
高血圧・糖尿病・高脂血症の管理、運動と栄養の習慣化、そして早期のリハビリが、脳卒中ゼロの地域づくりにつながります。
堺市中区の「脳神経リハビリHL堺」では、退院直後の集中的なリハビリだけでなく、予防的な運動指導や生活習慣改善サポートも行っています。
脳卒中を未然に防ぎ、いつまでも元気に暮らすために、今日からできる一歩を始めましょう。
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執筆者:池田
理学療法士
理学療法士の池田です。
2018年に理学療法士免許を取得し大学を卒業後、回復期病院のリハビリテーション病棟にて勤務。2021年に急性期病院の脳外科病棟にて勤務。2022年に訪問リハビリにて勤務。2025年より脳神経リハビリHL堺にて勤務となります。
回復期病院では、疾患の知識や治療技術の勉強に励み、外部研修に積極的に参加。
急性期病院では、脳外科病棟にて勤務。脳血管疾患のリハビリに従事し、発症間もなくの患者様の回復状況を予測する為の研究に参加。
訪問リハビリでは、日常生活状況に合わせたリハビリや住宅環境の相談など介入。
リハビリでは、本人様にとって安心して出来る日常生活動作を増やして行くと共に、特に歩ける生活を大事にしたいと考えます。よりよい生活が送れるように全力で援助をさせて頂きます。