【堺市】パーキンソン病とは?退院後も安心の自費リハビリでできること

はじめに
こんにちは!
大阪府堺市中区大野芝町にある介護保険を使用しない完全自己負担型の自費リハビリで、脳梗塞・脳出血・脊髄損傷・パーキンソン病・指定難病など幅広い疾患に対応しており、ロボットリハビリや型にとらわれない最先端のリハビリを受ける事が出来る「脳神経リハビリHL堺」というリハビリセンターで勤務する理学療法士です!
今回は、「パーキンソン病」について解説します!
目次
- パーキンソン病とはどのような病気か
- パーキンソン病の代表的な症状
- パーキンソン病が発症しやすい人とその原因
- パーキンソン病の治療法について
- 治療だけでは不十分?リハビリの重要性
- 【堺市】でできる最先端のロボットリハビリと自費リハビリ
- 地域密着だからできること

パーキンソン病とはどのような病気か
パーキンソン病は、主に中高年の方に多くみられる進行性の神経の病気です。
脳の中にある「黒質」と呼ばれる部分の神経細胞が少しずつ減少していき、ドパミンという神経伝達物質が不足することで、体を思い通りに動かしにくくなります。
ドパミンは、私たちが立ったり座ったり歩いたりするときの動きをスムーズに調節する大切な役割を持っています。
そのため、パーキンソン病になると、手足が震えたり、体がこわばったり、動きが遅くなったりといった症状があらわれます。
パーキンソン病の代表的な症状
パーキンソン病の症状は大きく分けて「運動症状」と「非運動症状」があります。
まず運動症状としては、よく知られているのが手足の震えです。
これは専門的には「振戦(しんせん)」と呼ばれ、じっとしているときに特に目立つのが特徴です。
次に、「筋強剛(きんきょうごう)」と呼ばれる筋肉のこわばりがあります。
筋肉が固くなるため、動こうとするときに抵抗を感じたり、スムーズに動けなかったりします。
また、「運動緩慢(うんどうかんまん)」といって、動作が全体的にゆっくりになり、歩く速度が遅くなったり、服を着るのに時間がかかったりします。
さらに、「姿勢保持障害」といって、体のバランスを保つのが難しくなるため、転びやすくなることも大きな特徴です。
一方で、パーキンソン病には運動症状以外にも、「非運動症状」と呼ばれるものがあります。
代表的なものは、気分の落ち込み(うつ症状)、不安感、夜眠れない、夢を見て体が動いてしまうといった睡眠障害、さらには匂いを感じにくくなる嗅覚低下などがあります。
これらは、運動症状が出る前から現れることも少なくありません。

パーキンソン病が発症しやすい人とその原因
パーキンソン病は、50歳以上の方に多く発症するとされています。
日本では人口10万人あたり100~150人ほどの患者さんがいるといわれています。
男女比でみると、男性よりも女性のほうが少し多い傾向がありますが、年齢が上がるにつれて発症のリスクは誰にでもあります。
原因はまだ完全にはわかっていませんが、遺伝だけが原因ではなく、加齢や環境要因などが複雑に関わっていると考えられています。
「家族に同じ病気の人がいないのに自分がなった」と驚かれる方も多いですが、特別なことではありません。
パーキンソン病の治療法について
残念ながら、パーキンソン病を根本から治す治療法はまだ確立されていません。
しかし、症状を抑えたり進行を緩やかにしたりする治療は進んでいます。
一般的に一番多く使われるのが薬物療法です。
足りなくなったドパミンを補う薬(レボドパ)やドパミンが分解されるのを防ぐ薬などを組み合わせて使います。
症状が進行して薬だけでは効果が足りない場合には、外科的な治療も選択肢に入ります。
代表的なのが「深部脳刺激療法」という手術で、脳の特定の部分に電気刺激を与えて症状を和らげます。
治療だけでは不十分?リハビリの重要性
パーキンソン病の治療は薬や手術だけではなく、日々のリハビリが非常に大切です。
病気の進行とともに体が思い通りに動きにくくなるため、筋肉や関節の柔軟性を保ち、できるだけ自立した生活を送るためには、専門的なリハビリが欠かせません。
病院を退院した後、「これからどうすればいいのだろう」「通院のリハビリだけでは物足りない」と感じる方も多いのではないでしょうか。
実際に、退院後のリハビリ量が不足すると、症状の進行が早まったり、転倒のリスクが高まることがわかっています。

【堺市】でできる最先端のロボットリハビリと自費リハビリ
私たち脳神経リハビリHL堺では、介護保険を使わない完全自費型のリハビリを提供しています。
「もっとリハビリをしたい」「病院では時間が足りない」という方に、最先端のロボットリハビリやマンツーマンの理学療法を受けていただけます。
例えば、歩行訓練を安全かつ効率的に行えるロボット機器を使い、理学療法士が一人ひとりの状態に合わせてプログラムを組み立てます。
また、最新の運動療法に加え、バランス訓練や日常生活動作の改善など、堺市で生活される方が少しでも安心して暮らせるようにサポートしています。
病院とは違い、時間に縛られず納得いくまでリハビリを受けられるのが自費リハビリの魅力です。
堺市周辺で退院後のリハビリに悩まれている方は、ぜひ一度私たちにご相談ください。
地域密着だからできること
堺市は、歴史ある街でありながら、近年ではリハビリや介護の分野でも先進的な取り組みが増えています。
私たちも「地域に根ざしたリハビリセンター」として、地域の医療機関や介護サービスと連携しながら、ご利用者様の「もっと動きたい」という気持ちを全力で支えます。
退院後に家に引きこもってしまう方を一人でも減らすため、訪問リハビリではなく、「来ることで気持ちも前向きになる」通所型のサービスを充実させています。

まとめ
パーキンソン病は、進行性の神経の病気でありながら、適切な薬物療法と最先端のリハビリを組み合わせることで、症状の進行を緩やかにし、より良い生活を送ることが可能です。
退院後の「もっとリハビリをしたい」という想いに応えるため、脳神経リハビリHL堺では、ロボットリハビリやマンツーマンでの自費リハビリを通して、堺市の皆さまの生活を支えています。
「パーキンソン病だから仕方ない」とあきらめず、できることを一緒に見つけていきましょう。
ご興味のある方は、ぜひ一度お問い合わせください。
お問い合わせ
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TEL:072-349-7303
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執筆者:池田
理学療法士
理学療法士の池田です。
2018年に理学療法士免許を取得し大学を卒業後、回復期病院のリハビリテーション病棟にて勤務。2021年に急性期病院の脳外科病棟にて勤務。2022年に訪問リハビリにて勤務。2025年より脳神経リハビリHL堺にて勤務となります。
回復期病院では、疾患の知識や治療技術の勉強に励み、外部研修に積極的に参加。
急性期病院では、脳外科病棟にて勤務。脳血管疾患のリハビリに従事し、発症間もなくの患者様の回復状況を予測する為の研究に参加。
訪問リハビリでは、日常生活状況に合わせたリハビリや住宅環境の相談など介入。
リハビリでは、本人様にとって安心して出来る日常生活動作を増やして行くと共に、特に歩ける生活を大事にしたいと考えます。よりよい生活が送れるように全力で援助をさせて頂きます。