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座っている姿勢大丈夫?

座っている姿勢大丈夫?

今日は座位姿勢についてお話したいと思います。

現代社会では多くの人がデスクワークに従事しています。

長時間の座っている作業は正しい座位姿勢を保つことが一層重要になります。

なぜなら正しい座位姿勢は、身体への負担を軽減し健康を維持するために不可欠だからです。

特に脳卒中(脳梗塞、脳出血)の方は左右差が起きやすく姿勢が崩れやすいため注意が必要です。

では、その正しい座位姿勢とはどのようなものなのでしょうか?

正しい座位姿勢

正しい座位姿勢は長時間の座っている作業や活動を行う際に重要です。

適切な座位姿勢を保つことは身体への負担を減少させ、筋肉や関節の健康を保つ上で非常に重要です。

次に、正しい座位姿勢の基本的な原則とその重要性について説明します。

1.頭の位置

頭はまっすぐに保ち、前方に突き出したり後ろに引いたりせず自然な位置に置きます。

スクリーンを見る際に首を常に傾けていると首や肩に負担がかかる可能性があります。

2.肩の位置

肩は自然にリラックスさせ胸を開いて前に突き出すようにします。

肩が前に出てしまうと、姿勢が丸まりやすくなります。

いわゆる猫背です。

3.背骨の自然な曲線を保つ

背中は自然なS字型を保つようにしましょう。

背骨は頭からお尻に向かって湾曲しています。

これにより背骨にかかる負担が均等に分散され、不快感や痛みを軽減します。

4.膝と股関節の角度

膝と股関節の角度は、座椅子や椅子の高さによって異なりますが、一般的には膝が90度に曲がり、両足が地面にしっかりつくようにします。

5.足の位置

足は肩幅程度に開き、両足を平らに床につけるようにします。

一方の脚を片方の脚の上に乗せると、腰や背中に負担がかかりやすくなりますので避けましょう。

正しい座位姿勢を保つことにより、筋肉や関節のバランスを保ち、姿勢の歪みや痛みを予防できます。

不良姿勢

不良姿勢でよく見られるのが猫背で腰の曲がった姿勢です。

こういった姿勢を続けていると、筋肉や関節が固くなり痛みや動作の制限を作ってしまいます。

特にスマホやPCなどを長時間していると首が前に出てしまい(ストレートネック)肩や腰、骨盤、膝なども曲がっていきます。

ではどうやって予防すればいのでしょうか?

予防

〇日頃からの姿勢の意識
 慣れないうちは背もたれのある椅子に深く腰掛けましょう

〇体幹の筋トレ
 お腹や背中周りの筋力向上をすることで姿勢保持に繋がります。

〇ストレッチ
 全身のストレッチを行うことで固まってしまった姿勢を改善できます。

まとめ

悪い姿勢は頭痛や肩こりなどの悪化につながります。

その為、ストレッチや筋トレなどを行い少しでも姿勢を改善することが大切です。

さらに専門的なリハビリについてはご連絡お待ちしております。

安原

執筆者:安原

施設長/理学療法士

施設長の安原です。
2019年に理学療法士免許を取得し大学卒業後、回復期病院と訪問リハビリで整形疾患や脳血管疾患を中心に経験し現在に至ります。
回復期病院では疾患の知識、治療技術の勉強(SJF、PNF、筋膜etc)に励み、チームリーダーや副主任を経験。
訪問リハビリでは在宅での日常生活動作を中心に介入しする。
一人ひとりの回復に対して集中して介入したいと思い、2023年9月から脳神経リハビリHL堺に勤務。
希望や悩みに対して寄り添い、目標とするゴールに向けて一緒に歩んでいければと思っています。