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風邪をひかない身体づくりの具体的なポイント

風邪をひかない身体づくりの具体的なポイント

目次

  • 質の良い睡眠を確保する
  • バランスの取れた食事を摂る
  • 適度な運動を心がける
  • 体を冷やさない
  • 手洗い・うがいを習慣にする
  • ストレスをためない
  • こまめに水分を補給する
  • マスクを有効活用する
  • まとめ

1. 質の良い睡眠を確保する

睡眠は免疫力を支える基盤です。次のポイントを押さえて、良質な睡眠を心がけましょう.

  • 適切な睡眠時間
    毎日6~8時間の睡眠を取ることが理想的です。
  • 就寝前の準備
    スマートフォンやテレビの使用は、入眠を妨げる原因となるため、寝る1~2時間前には控えましょう。
    寝る前に読書や軽いストレッチを行い、心身をリラックスさせることがおすすめです。
  • 寝室環境を整える
    室温を20℃前後、湿度を50~60%に保つことで快適な睡眠環境を作りましょう。
    遮光カーテンやアイマスクを利用すると、光を遮り深い眠りを得やすくなります。

2. バランスの取れた食事を摂る

栄養バランスの良い食事は、体の防御力を高める要となります。以下を意識して食事を選びましょう

たんぱく質を意識
免疫細胞の主成分であるたんぱく質は、肉、魚、大豆製品、卵などから摂取しましょう。
抗酸化作用のある栄養素を摂る
ビタミンA:人参、かぼちゃ、ほうれん草などに豊富です。
ビタミンC:オレンジやグレープフルーツ、パプリカ、イチゴなどが含まれます。
ビタミンE:アーモンド、アボカド、ひまわり油が良い供給源です。
腸内環境を整える発酵食品
ヨーグルト、納豆、味噌、キムチなどを日常的に摂取することで、腸の免疫機能をサポートします。

3. 適度な運動を心がける

運動は血流を良くし、免疫細胞を活性化します。無理のない範囲で次のような運動を取り入れましょう

おすすめの運動
ウォーキング(1日30分程度)
軽い筋トレ(週2~3回)
ヨガやストレッチなど、リラックス効果のある運動

ポイント
続けるコツとして、好きな音楽を聴きながら行う、または家族や友人と一緒に取り組むなど、楽しく続けられる工夫をしましょう。

4. 体を冷やさない

体温が下がると免疫力も低下します。体を温める工夫を日常的に行いましょう

  • 冷え対策の具体例
    湯船に15分以上浸かり、体を芯から温める。
    温かい飲み物やスープを積極的に摂る。
    靴下やカイロを活用して、体を冷やさないようにしましょう。
  • 湿度管理
    冬場は乾燥しやすいため、加湿器を使って室内の湿度を40~60%に保つことが重要です。

5. 手洗い・うがいを習慣にする

手洗いは風邪予防の基本です。以下を徹底しましょう

  • 正しい手洗い方法
    石鹸を使い、流水で20秒以上かけて丁寧に洗います。特に親指や指の間、爪の間をしっかり洗うことが重要です。
  • うがいの習慣化
    外出後や食事前にはうがいを行い、喉を清潔に保ちましょう。

6. ストレスをためない

ストレスは免疫力を低下させる大きな要因です。以下を意識してストレスを軽減しましょう

  • リラックスする時間を作る
    瞑想や深呼吸、趣味に没頭する時間を意識的に取り入れましょう。
  • ポジティブな感情を大切に
    笑顔や楽しい会話はストレスを軽減し、免疫力を高める効果があります。

7. こまめに水分を補給する

体内の水分を保つことは、喉や鼻の粘膜を守る上で欠かせません

<水分補給の目安>
1日に1.5~2リットルの水分を、少量ずつこまめに摂取しましょう。
乾燥対策と併用
加湿器や濡れタオルを活用して、喉や鼻の粘膜が乾燥しないようにすることも大切です。

8. マスクを有効活用する

マスクはウイルスの侵入を防ぐだけでなく、粘膜を保護する効果もあります

  • 正しい着用方法
    鼻と口をしっかり覆い、隙間ができないように着用しましょう。
  • 粘膜保護の効果
    マスク内の湿度が保たれることで、喉や鼻の粘膜の乾燥を防ぎます。

9. まとめ

これらのポイントを日々の生活に取り入れることで、風邪をひきにくい強い身体を作ることができます。特に冬場は乾燥や寒さが原因で免疫力が低下しやすいため、予防策を徹底することが重要です。健康的な生活習慣を続け、風邪を予防して快適な日常を送りましょう。

安原

執筆者:安原

施設長/理学療法士

施設長の安原です。
2019年に理学療法士免許を取得し大学卒業後、回復期病院と訪問リハビリで整形疾患や脳血管疾患を中心に経験し現在に至ります。
回復期病院では疾患の知識、治療技術の勉強(SJF、PNF、筋膜etc)に励み、チームリーダーや副主任を経験。
訪問リハビリでは在宅での日常生活動作を中心に介入しする。
一人ひとりの回復に対して集中して介入したいと思い、2023年9月から脳神経リハビリHL堺に勤務。
希望や悩みに対して寄り添い、目標とするゴールに向けて一緒に歩んでいければと思っています。