退院後のリハビリに!ロボットHAL(ハル)がもたらす新たな可能性


はじめに
病院を退院後、「もっとリハビリを頑張りたい」「麻痺した手足がなかなか良くならない」
と悩んでいませんか?
今回は、そんなあなたにおすすめしたい最先端のリハビリ、ロボットHALについてご紹介します。
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以下に関連動画を挙げています。
当施設におけるロボットリハビリの説明
目次
- ロボットHAL(ハル)とは?
- HALはどんな人におすすめ?
- HALを使ったリハビリのメリット
- HALを使ったリハビリの注意点
ロボットHAL(ハル)とは?
HAL(Hybrid Assistive Limb)とは、サイバーダイン社が開発したサイボーグ型ロボットスーツです。
装着した人が体を動かそうとすると脳から筋肉に微弱な生体電気信号が送られます。
HALは、皮膚に貼り付けたセンサーでこの信号を検出し、信号に応じてモーターが動き、装着した人の動作をサポートしてくれるのです。
たとえば、「歩きたい」と思ったとき、HALは太ももや膝の動きをアシストして歩行を助けてくれます。

HALはどんな人におすすめ?
HALは、以下のような症状の方におすすめです。
- 脳卒中後の麻痺
- 脊髄損傷
- 脳性麻痺
- 筋萎縮性側索硬化症(ALS)
- その他の神経筋疾患
HALは、装着した人が「こう動かしたい」と意識することで、はじめて動作をアシストしてくれます。
そのため、HALを使ったリハビリは、麻痺した手足の神経機能を再生・強化する効果が期待されているのです。
実際、HALを使ったリハビリによって
- 麻痺した手足が動くようになった
- 歩行速度や歩幅が改善した
- 日常生活での動作が楽になった
という例も報告されています。

HALを使ったリハビリのメリット
HALを使ったリハビリには、主に3つのメリットがあります。
1. リハビリの効率アップ
HALは、一人ひとりの状態や目標に合わせて、アシストの強さや動きを細かく調整できます。
そのため、効率的なリハビリを行うことができるのです。
また、麻痺がある方のリハビリでは、どうしても健常な側に頼ってしまいがちです。
しかし、HALを使えば、麻痺側を重点的にトレーニングすることが可能です。
2. 生活の質(QOL)の向上
HALを使ったリハビリは、患者さんの生活の質(QOL)を向上させる効果も期待できます。
手足が動くようになることで、日常生活での動作が楽になり、活動範囲も広がります。
また、できなかったことができるようになることで、自信にもつながるでしょう。
3. 新しいリハビリ方法の開発
HALは、リハビリテーションの専門家が、患者さんの状態に合わせて、より効果的なリハビリ方法を開発するためにも役立っています。
HALから得られるデータを分析することで、より効果的なリハビリテーションプログラムの開発や新しい治療法の確立が期待されているのです。
HALを使ったリハビリの注意点
HALを使ったリハビリは、比較的新しい治療法のため、まだ導入している医療機関が限られています。
また、HALは比較的高額な医療機器のため、治療費も高くなる傾向があります。
HALでのリハビリを検討する際は、医師や理学療法士に相談し、HALがご自身の症状や目標に合っているか、費用はどのくらいかかるかなどを確認するようにしましょう。

まとめ
ロボットHALは、効率的なリハビリを可能にし、患者さんの生活の質(QOL)の向上にもつながる、革新的なリハビリテーション機器です。
HALを使ったリハビリは、以下のような方におすすめです。
脳卒中後の麻痺、脊髄損傷、脳性麻痺、筋萎縮性側索硬化症(ALS)、その他の神経筋疾患です。
HALでのリハビリを検討する際は、医師や理学療法士に相談し、HALがご自身の症状や目標に合っているかなどを確認するようにしましょう。
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以下に関連動画を挙げています。
当施設におけるロボットリハビリの説明

執筆者:池田
理学療法士
理学療法士の池田です。
2018年に理学療法士免許を取得し大学を卒業後、回復期病院のリハビリテーション病棟にて勤務。2021年に急性期病院の脳外科病棟にて勤務。2022年に訪問リハビリにて勤務。2025年より脳神経リハビリHL堺にて勤務となります。
回復期病院では、疾患の知識や治療技術の勉強に励み、外部研修に積極的に参加。
急性期病院では、脳外科病棟にて勤務。脳血管疾患のリハビリに従事し、発症間もなくの患者様の回復状況を予測する為の研究に参加。
訪問リハビリでは、日常生活状況に合わせたリハビリや住宅環境の相談など介入。
リハビリでは、本人様にとって安心して出来る日常生活動作を増やして行くと共に、特に歩ける生活を大事にしたいと考えます。よりよい生活が送れるように全力で援助をさせて頂きます。