堺市で知っておきたい!被殻出血の病態とリハビリの進め方

はじめに
こんにちは!
大阪府堺市中区大野芝町にある介護保険を使用しない完全自己負担型の自費リハビリで、脳梗塞・脳出血・脊髄損傷・パーキンソン病・指定難病など幅広い疾患に対応しており、ロボットリハビリや型にとらわれない最先端のリハビリを受ける事が出来る「脳神経リハビリHL堺」というリハビリセンターで勤務する理学療法士です!
「急に手足が動かない」「言葉が出にくい」これは脳出血の一種である被殻出血でよくみられる症状です。堺市でも高齢化に伴い、この病気に悩まされる方やご家族は少なくありません。
結論から言えば、被殻出血後のリハビリは早期に開始し、継続して行うことが機能回復のカギとなります。本記事では、被殻出血の病態や症状、そして堺市で受けられるリハビリの方法についてわかりやすく解説します。
被殻出血とは?その病態と原因
被殻出血は、大脳基底核の一部である「被殻」で出血が起こる病気です。運動や感覚をつかさどる重要な場所であり、ここに出血が起きると生活に大きな影響を及ぼします。
主な原因は高血圧による血管の破裂であり、動脈硬化や糖尿病といった生活習慣病も発症リスクを高めます。
代表的な症状には以下のようなものがあります。
- 片麻痺(体の片側が動かしにくい)
- 感覚障害(しびれや感覚の鈍さ)
- 言語障害(言葉が出にくい、理解しにくい)
- 視野障害(見える範囲が狭くなる)
このように症状は多岐にわたり、出血の量や場所によっても違いが出ます。
被殻出血のリハビリの重要性
被殻出血で壊れた神経細胞は完全には元に戻りません。しかし脳には「可塑性(かそせい)」と呼ばれる、失われた機能を別の神経回路で補おうとする力があります。リハビリはその力を最大限に引き出すために必要不可欠です。
リハビリを始めるタイミングは大きく三段階に分けられます。
- 急性期(発症〜数週間):ベッド上での運動や体位変換からスタート
- 回復期(数週間〜半年):歩行練習や手の機能訓練など本格的なリハビリ
- 維持期(半年以降):退院後も自宅や施設、自費リハビリで継続的に取り組む
早期から取り組み、継続することが予後を左右する大きなポイントです。
リハビリの具体的な内容
被殻出血のリハビリは主に以下の3つに分かれます。
理学療法(PT)
歩行や立ち上がりなど身体機能の回復を目指します。
- 歩行練習
- 筋力トレーニング
- バランス練習
作業療法(OT)
手や腕の機能を回復し、日常生活をスムーズに送れるようにします。
- 箸やスプーンを使う練習
- 服の着脱
- トイレや入浴動作の練習
言語療法(ST)
言葉や飲み込みの機能を改善します。
- 発語や理解のトレーニング
- 誤嚥を防ぐ嚥下訓練
- コミュニケーション方法の工夫
このように多方面からのリハビリが組み合わさることで、生活の質が高まっていきます。
堺市で受けられるリハビリの選択肢
堺市には、医療保険や介護保険を使ったリハビリと、自費で受けられるリハビリがあります。
保険内リハビリ
急性期病院や回復期病棟で受けられる
費用負担が少ない
ただし回数や時間に制限がある
自費リハビリ
時間や回数に制限がなく、集中的に受けられる
マンツーマンで専門的な指導を受けられる
堺市内にも自費リハビリ施設があり、退院後の継続支援に活用できる
自宅での取り組み
ストレッチや簡単な筋トレを習慣にする
家族がサポートしながら歩行練習を行う
動画やアプリを活用して自主トレを継続する
このように複数の選択肢を組み合わせて取り組むことが効果的です。
被殻出血リハビリのポイント
被殻出血後のリハビリで大切なのは次の3点です。
- 早期開始:退院直後から継続して取り組むこと
- 継続性:半年以降もリハビリをやめず続けること
- 専門性:理学療法士や作業療法士など専門家の支援を受けること
この3つを意識して取り組むことで、回復の可能性を高められます。
よくある質問
Q1:被殻出血の後遺症はどのくらい残りますか?
出血の量や部位によって異なりますが、リハビリを早く始めて継続することで改善の可能性は広がります。
Q2:自費リハビリと保険リハビリはどう違いますか?
保険リハビリは費用負担が少ない反面、時間や回数に制限があります。自費リハビリは制約がなく、必要に応じて集中的に短期間での改善を望めるのが特徴です。
まとめ
被殻出血は誰にでも起こりうる病気ですが、適切なリハビリを早期に始めて継続すれば、生活の質を取り戻せる可能性があります。堺市には医療機関だけでなく、自費リハビリ施設も整っており、退院後の継続支援を受けやすい環境が整いつつあります。
「退院後のリハビリをもっと続けたい」「自分に合った施設を知りたい」と思われた方は、ぜひ一度専門家にご相談ください。小さな一歩が、これからの大きな改善につながります。
脳神経リハビリHL堺
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執筆者:安原
施設長/理学療法士
施設長の安原です。
2019年に理学療法士免許を取得し大学卒業後、回復期病院と訪問リハビリで整形疾患や脳血管疾患を中心に経験し現在に至ります。
回復期病院では疾患の知識、治療技術の勉強(SJF、PNF、筋膜etc)に励み、チームリーダーや副主任を経験。
訪問リハビリでは在宅での日常生活動作を中心に介入しする。
一人ひとりの回復に対して集中して介入したいと思い、2023年9月から脳神経リハビリHL堺に勤務。
希望や悩みに対して寄り添い、目標とするゴールに向けて一緒に歩んでいければと思っています。