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【堺市】冬に気をつけたい!パーキンソン病と暖房・室温管理

【堺市】冬に気をつけたい!パーキンソン病と暖房・室温管理

はじめに

こんにちは!

大阪府堺市中区大野芝町にある介護保険を使用しない完全自己負担型の自費リハビリで、脳梗塞・脳出血・脊髄損傷・パーキンソン病・指定難病など幅広い疾患に対応しており、ロボットリハビリや型にとらわれない最先端のリハビリを受ける事が出来る「脳神経リハビリHL堺」というリハビリセンターで勤務する理学療法士です!

寒い冬、パーキンソン病をお持ちの方やそのご家族は、こんな悩みをお持ちではありませんか?

  • 冬になると体が余計に動かしにくい
  • 室温管理が難しい
  • パーキンソン病の人が冬を快適に過ごすコツを知りたい

この記事では、堺市でパーキンソン病の方が冬を安全に乗り切るための暖房・室温管理のポイントをわかりやすく解説します。

【結論】冬は「適温管理」と「乾燥対策」が大事!

パーキンソン病の人にとって、冬は寒さで筋肉がこわばりやすく、症状が悪化しやすい季節です。
だからこそ、「部屋の温度と湿度を適切に保つこと」「暖房器具を安全に使うこと」がとても大切です。

パーキンソン病と冬の関係

パーキンソン病は、脳内のドーパミン不足により、体の動きがスムーズにいかなくなる病気です。
特に冬場は寒さで筋肉がこわばりやすく、動作緩慢(動きが遅くなる)や転倒リスクが高まるといわれています。

堺市の冬の特徴

堺市は大阪府南部に位置し、冬は比較的温暖と言われますが、12月〜2月の最低気温は5℃以下になる日も多く、朝晩は冷え込みが厳しいです。
そのため、室温管理を怠ると室内でも冷えが蓄積し、パーキンソン病の症状が出やすくなります。

暖房・室温管理のポイント

適切な室温と湿度の目安
厚生労働省の推奨では、冬の室温は18〜22℃が目安です。
また、空気が乾燥するとウイルス感染のリスクも上がるため、湿度は40〜60%を保つのが理想です。

ポイント

  • 加湿器を活用する
  • 定期的に換気をする(1〜2時間に1回、5分程度)
  • 部屋ごとの温度差をなくす

安全な暖房器具の選び方

暖房器具を選ぶ際は、転倒ややけどのリスクを避けることが大切です。
おすすめ暖房器具例

  • エアコン(空気が乾燥しすぎないよう加湿を忘れずに)
  • オイルヒーター(火を使わないので安全)
  • 床暖房(足元からじんわり暖かい)

避けたい暖房器具

  • 石油ストーブ(換気不足や一酸化炭素中毒のリスク)
  • こたつだけ(立ち上がり時の転倒に注意)

転倒を防ぐ工夫

パーキンソン病の方は歩行時のふらつきが多いため、冬場は特に注意が必要です。
転倒防止のポイント

  • 電源コードを床に這わせない
  • カーペットの段差をなくす
  • 室内履きは滑り止め付きにする
  • 夜間トイレ用に足元灯を設置する

堺市で受けられるサポート

堺市にはパーキンソン病の方向けの訪問リハビリや福祉サービスがあります。
地域の専門家に相談することで、より安全に冬を過ごせる工夫ができます。

まとめ

✅ パーキンソン病の人は冬に筋肉がこわばりやすい
✅ 室温18〜22℃、湿度40〜60%をキープする
✅ 安全な暖房器具と転倒防止の工夫が大事
✅ 堺市のサポートを活用しよう

お問い合わせはこちら

堺市でパーキンソン病の方やご家族でリハビリに不安がある方は、ぜひお気軽にご相談ください!
脳神経リハビリHL堺

安原

執筆者:安原

施設長/理学療法士

施設長の安原です。
2019年に理学療法士免許を取得し大学卒業後、回復期病院と訪問リハビリで整形疾患や脳血管疾患を中心に経験し現在に至ります。
回復期病院では疾患の知識、治療技術の勉強(SJF、PNF、筋膜etc)に励み、チームリーダーや副主任を経験。
訪問リハビリでは在宅での日常生活動作を中心に介入しする。
一人ひとりの回復に対して集中して介入したいと思い、2023年9月から脳神経リハビリHL堺に勤務。
希望や悩みに対して寄り添い、目標とするゴールに向けて一緒に歩んでいければと思っています。