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コラム

ストレートネック

ストレートネック

はじめに

ストレートネックは、現代社会で多くの人が直面する健康問題の一つです。

スマホやPCの普及や長時間のデスクワークなどが原因で首のカーブが失われ、首がまっすぐになる状態(スマホ首)を指します。

今回ストレートネックの原因、症状、そして予防法についてお話します。

原因

姿勢の悪化

長時間同じ姿勢でいることが、首の筋肉に負担をかけカーブを失わせる原因となります。

特にスマートフォンやパソコンを使っている際の前かがみの姿勢が影響を与えます。

筋肉の弱化

日常生活で首の周りの筋肉をあまり使わないことが筋肉の弱化を招きます。

弱くなった筋肉は首のカーブを維持するのが難しくなります。

ストレス

ストレスは体の筋肉を緊張させ、それが首のカーブを崩す要因となります。

長期間にわたるストレスはストレートネックのリスクを高めます。

症状

頭痛

首のカーブが失われることで、頭部の重さが均等に分散されず、頭痛が起こりやすくなります。

首や肩のこり

筋肉が緊張しやすくなり、首や肩のこりが生じます。

これは日常生活において不快な症状となります。

集中力の低下

ストレートネックが原因で血液の流れが悪くなることがあり、それが集中力の低下につながることがあります。

予防

正しい姿勢の保持

デスクワークやスマートフォンの使用時には、正しい姿勢を保つよう心がけましょう。

画面と目線が水平になるように調整することが重要です。

頭の動かし方を意識する

毎日の生活で首を意識的に動かし、筋肉を使うように心がけることが大切です。

首をゆっくりと回したり、上下に動かすエクササイズを行うと良いでしょう。

適度な運動

適度な運動は筋肉を強化し、ストレートネックを防ぐのに役立ちます。

特に、首や肩を中心にストレッチを行うと効果的です。

ストレス管理

ストレスは体にさまざまな悪影響を与えるため、適切なストレス管理が必要です。

定期的な休息やリラックス法を取り入れましょう。

まとめ

ストレートネックは現代社会においてよく見られる問題であり、正しい予防法や生活習慣の見直しによって改善できる可能性があります。

定期的な運動や正しい姿勢の維持、ストレス管理を心がけることでストレートネックからくる不快な症状を軽減しましょう!

安原

執筆者:安原

施設長/理学療法士

施設長の安原です。
2019年に理学療法士免許を取得し大学卒業後、回復期病院と訪問リハビリで整形疾患や脳血管疾患を中心に経験し現在に至ります。
回復期病院では疾患の知識、治療技術の勉強(SJF、PNF、筋膜etc)に励み、チームリーダーや副主任を経験。
訪問リハビリでは在宅での日常生活動作を中心に介入しする。
一人ひとりの回復に対して集中して介入したいと思い、2023年9月から脳神経リハビリHL堺に勤務。
希望や悩みに対して寄り添い、目標とするゴールに向けて一緒に歩んでいければと思っています。