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【改善事例】リハビリの様子【利用者S様】

【改善事例】リハビリの様子【利用者S様】

目次

  • はじめに
  • 詳細
  • リハビリの様子

はじめに

無料体験からモニター利用をしてくださった脳出血の改善事例をご紹介します。

動画はこちら

詳細

【疾患】脳出血(訳7ヶ月経過)

【契約コース】24回コース(週2回利用)
※今回の内容は無料体験、モニター期間の5回

【目標】
肩の痛みをなく動かしたい
肩が上がりにくい
足を擦らずに歩けるようになりたい
※5回では本人の希望が強かった肩に集中しアプローチ

リハビリの様子

筋肉・骨のリアライメント(修正)

麻痺の影響で大胸筋、上腕二頭筋、上腕三頭筋、前腕屈筋群、肩甲骨などの筋緊張が強く(こわばっている状態)肩甲骨が前方突出(肩が前に出る状態)していました。

その為、肩を上げる際にスムーズな筋活動が起きずインピンジメント(筋肉が骨と骨の間に挟まり痛みが出る状態)を引き起こしていました。

上記の画像のようにまずは時間をかけ筋肉や骨のリアライメント(修正)を行いました。

リーチ運動

体幹回旋の代償(捻るような動き)が出ないようにしながら、肩甲骨の動きをサポートしリーチの練習。

肘伸展(伸ばした状態)で空中での保持は負担が大きいため、台を使用し免荷した状態で肩甲骨の動きのみを意識してもらっています。

座位でのリーチ運動

背臥位(仰向け)や側臥位(横向き)でのリーチが安定してきたため、肩への負荷が大きい座位でのリーチ練習。

肩関節外転、内旋(脇が開く動き)に伴いリーチをしていた為、サポートしながら肘関節での屈伸を意識したリーチ練習。

before、after

ご本人様の訴えであった肩の疼痛は軽減し、肩を屈曲(上げる)際に曲がってしまう肘が伸ばせるようになりました!

今後は両手での洗顔や右手での食事を行えるように取り組んでいく予定です。

動画はこちら

皆様からのお電話お待ちしております。

安原

執筆者:安原

施設長/理学療法士

施設長の安原です。
2019年に理学療法士免許を取得し大学卒業後、回復期病院と訪問リハビリで整形疾患や脳血管疾患を中心に経験し現在に至ります。
回復期病院では疾患の知識、治療技術の勉強(SJF、PNF、筋膜etc)に励み、チームリーダーや副主任を経験。
訪問リハビリでは在宅での日常生活動作を中心に介入しする。
一人ひとりの回復に対して集中して介入したいと思い、2023年9月から脳神経リハビリHL堺に勤務。
希望や悩みに対して寄り添い、目標とするゴールに向けて一緒に歩んでいければと思っています。